投資って何から始めればいい?
初めての投資には、投資信託がオススメだよ!
投資信託?なんか怪しそうだな…
そんなことないよ!詳しく解説するね!
投資信託に対して「怪しい・怖い」といったイメージをもっている人も少なくないでしょう。
投資信託は正しく学び、活用すれば生活をより豊かにしてくれる投資方法ですが、知識を身につけずに始めてしまうと大きな損失につながる可能性があるので注意が必要です。
より効率のいい資産運用をするためにも、投資信託への理解を深めていきましょう。
- 投資信託の種類
- 投資信託の始め方
- 投資のリスクを減らす方法
↓動画で視聴したい方はこちら↓
投資信託とは
投資信託は、資産をプロの投資家に預けて、代わりに運用してもらう金融商品です。プロの投資家が代わりに運用してくれるため、専門的な知識がない初心者や、銘柄を選ぶ余裕がない人でも投資できます。
投資信託は、下図のような国内外の株式や債券などを集めた「詰め合わせパック」として販売されています。
また投資信託は、大勢の投資家から資金を集めているため、1人あたりの負担が小さくなるのも嬉しいポイントです。たとえば、下図のように50万円の商品を5人の投資家で買うと、1人あたり10万円の負担で投資できます。
なかには100円から買える商品もあるよ!
投資信託の種類
投資信託は投資対象と運用方法で分類できます。
投資対象
投資対象は株式や債券などの資産と、国内と海外の地域に分類できます。なかには、複数の投資対象を組み合わせた商品もあるので、一つの商品で地域と資産を分散することも可能です。
分散投資でリスクを下げられるのが魅力だね!分散投資の大切さをこの記事で解説してるよ!
運用方法
投資信託の運用方法には「アクティブ型」と「インデックス型」があり、それぞれの特徴は以下の通りです。
どっちを選べばいいかよく分かんない!
初心者は手数料の安いインデックス型がオススメだよ!インデックス投資については、以下の記事を参考にしてね!
投資信託のはじめ方
投資信託はインターネットを使って購入でき、以下の流れで始められます。
- 運用の目的を決める
- 証券会社で口座開設する
- 投資信託を選ぶ
- 国の制度を活用する
運用の目的を決める
資産運用をする際は、運用後の資産をどのように使うのかを決めておくことが大切です。目的を決めずに運用すると、必要以上のリスクを取ったり不要な売買が増えたりする可能性があります。
そのような状況にならないためにも、以下のような運用目的を決めておきましょう。
- 結婚資金(短期投資)
- 教育資金(中期投資)
- 老後資金(長期投資)
運用したお金をいつ・いくら・何に使うかを考えるのが大切だよ!
証券会社で口座開設する
投資信託を購入できる証券会社には、以下のようなネット型と店舗型があります。
投資信託の購入や運用にかかる手数料はネット型の方が安い傾向があります。実店舗のある銀行や証券会社では、人件費やテナント料を回収するために購入時手数料が高く設定されていたり、信託報酬が高い商品を勧められたりする可能性があるので注意しましょう。
初心者には手数料が安い「ネット型」がオススメだよ!
投資信託を選ぶ
投資信託には、銘柄ごとに説明書(目論見書)が準備されているので「何にどれだけ投資して、どのような成果が見込めるのか」を確認したうえで購入するようにしましょう。
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を例にすると、以下の項目があります。
専門用語が多くてわからない…
そんなときは、こんな感じで言葉を置き換えてみたらわかりやすいよ!
- S&P500:アメリカの代表的な500社
- 指 数:株価等を集計した数字
- 基準価格:投資信託の値段
- 純資産 :投資信託の資産額
- 分配金 :投資家に還元するお金
- 信託報酬:運用手数料
国の制度を活用する
日本では、老後資金を自分自身で準備するために国が投資を推奨しています。より多くの人に投資をしてもらうために、以下の制度が設けられています。
- 新NISA
- iDeCo
どちらも資産運用にかかる税負担を軽くできる制度なので、しっかり活用しよう。
新NISA
新NISAは、何年運用しても利益に税金がかからず、運用益をそのまま受け取れる非課税制度です。通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISA口座で得た利益には税金がかかりません。
また購入できる投資信託は、金融庁が審査した商品だけなので、初心者でも安心して投資できます。長期投資をしたいという人におすすめの方法です。
新NISAについて詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてね!
iDeCo
iDeCoは、将来に受け取る年金を自分で積み立てる制度です。積み立てたお金は、投資信託を使って運用することができ、以下の節税効果があります。
- 運用益が非課税
- 毎月の掛金が全額所得控除
- 受取り時の税制優遇
ただし、iDeCoは原則60歳まで引き出すことができません。大きな出費が発生したときにiDeCoの資産は使用できないので注意しましょう。
iDeCoの仕組みや特徴は、以下の記事で詳しく解説しているよ!
投資信託を買ったあとは定期的にチェックが必要
長期投資を目的としている投資信託は、頻繁にトレードをする必要はありません。しかし、定期的にチェックしなければ、将来の年金や子育て資金が減ってしまうリスクがあります。
ただし、日々の値動きが気になって毎日チャートを見ていると、売りたくなったり買い増したくなったりします。そういった事態を防ぐためにも、数ヶ月に1度といったようにチェックするタイミングを事前に決めておきましょう。
目先の値動きに一喜一憂せずに、適度な距離感を保つことが大切だよ!
まとめ:投資信託は初心者にやさしい商品
教育資金や老後資金などを効率よく準備するためには、少額からでも投資を始めることが大切です。投資信託はプロに運用を任せられるため、初心者でも気軽に始められます。
投資信託を購入するときは、新NISAやiDeCoを活用しながら効率的に運用していきましょう。
新NISAやiDeCoを始めるときのおすすめの証券会社は、以下の記事で紹介しています。
これからも「日本人がお金に強くなることが日本を強くする」と信じて、ブログやYouTube・Voicy、学校の授業をがんばります。
それでは今日も素敵な一日を。
最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ!
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