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フリーランスに必要な老後資金はいくら?将来の年金額と準備方法を紹介

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5円くん

フリーランスは収入が不安定で退職金もないから、老後資金が不安なんだよね…

大河内さん

フリーランスはもらえる年金も会社員より少ないから、自分で老後資金を準備することが大切だよ!

5円くん

 大変そう…。どうやって準備すればいいの?

大河内さん

老後資金を増やす方法も解説するね!

フリーランスは収入が安定しておらず退職金もないため、老後資金に不安を感じる人も多いのではないでしょうか。もらえる年金も少ないので、年金だけに頼っていては老後資金が不足する可能性があります。 

早いうちから行動して老後に備えることが大切です。

この記事でわかること
  • フリーランスが将来もらえる年金
  • フリーランスに必要な老後資金
  • 老後資金を増やすために今からできること
大河内さん

老後の不安を和らげるために、今から学んでおこう!

フリーランスが老後もらえる年金

下図のように、会社員は国民年金と厚生年金に加入していますが、フリーランスは厚生年金に加入することができません。そのため、将来にもらえる年金額は、会社員より少なくなってしまいます。

フリーランスの年金

フリーランスが20歳から60歳までの40年間保険料を納めると、毎月約66,000円(令和5年現在)の年金がもらえます。

一方、会社員は、国民年金に加えて厚生年金も受け取ることができ、年収500万円程度であれば毎月約92,000円が支給されます。

大河内さん

厚生年金の受給額は、加入期間や年収額によって変わるよ!

フリーランスに必要な老後資金

総務省の家計調査によると、65歳以上の単身無職の人が老後に必要となる生活費は「約14万円」と公表されています。

老後にもらえる国民年金額を満額の月額約66,000円とすると、年金だけで20年間生活していくには約1800万円の貯蓄が必要になります。

大河内さん

年金だけに頼るのではなく、早いうちから老後資金を準備しよう!

フリーランスの老後資金を増やす方法

フリーランスは厚生年金がもらえないので、iDeCoやNISAなどを活用しながら早いうちから老後資金を準備することが大切です。

フリーランスが老後資金を増やすには、以下のような方法があります。

  • iDeCo
  • NISA
  • 付加年金
  • 小規模企業共済
  • 年金の繰り下げ受給
  • 国民年金基金

iDeCo

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、毎月の積立金額を自分で決めて運用する制度です。積み立てた掛金は、60歳以降に年金または一時金として受け取れます。

iDeCoの掛金は全額所得控除の対象となり、所得税や住民税の節税につながります。さらに、運用益が非課税なので効率よく資産形成できます。

ただし、受け取るときに税金がかかったり、投資する商品によっては元本割れを起こしたりする可能性があるので注意しましょう。

大河内さん

 iDeCoについては、この記事で詳しく解説しているよ!

NISA

NISAは、投資で得た利益が非課税になる制度です。株式や債券に投資すると約20%の税金がかかりますが、NISAは税金がかからないので効率よく資産形成できます。

また、iDeCoが原則60歳まで引き出せない一方で、NISAはいつでも引き出せるのが特長です。

大河内さん

2024年以降はNISA制度が新しくなり、より資産運用しやすい制度に変わるよ!

付加年金

付加年金は、月400円の保険料を追加で納付すると「200円×付加保険料納付月数」の年金額が老齢基礎年金に上乗せして支給される制度です。

たとえば、20歳から60歳までの40年間、毎月400円の付加保険料を納付すると、年額96,000円が老齢基礎年金に上乗せされます。このとき、40年間で19万2,000円の付加保険料を納付することになりますが、年額96,000円が一生涯上乗せされるので、実質2年間で納付分を回収できます。

大河内さん

国民年金基金に加入している人は、付加保険料を納付できないので注意してね!

小規模企業共済制度

小規模企業共済制度は、フリーランスなど退職金がない人向けの退職金積立制度です。掛金は1,000円から70,000円の間(500円単位)で自由に設定でき、全額所得控除の対象となります。

廃業した場合や65歳以上で180ヶ月以上掛金を払い込んだ場合など、解約理由によって受取金額が変わるのが特徴です。自分の意思で途中解約すると、解約手当金が掛金合計額を下回る可能性があるので注意しましょう。

大河内さん

小規模企業共済で老後に備える方法は、この記事で解説しているよ!

年金の繰り下げ受給

年金は原則65歳から受給開始となりますが、受給開始時期を66歳から75歳までの間に繰り下げることもできます。繰り下げた場合、繰り下げ期間に応じて年金額が増額され、生涯増額された年金を受け取れます。

繰り下げ受給の増額は「繰り下げた月数×0.7%」で算出されます。たとえば、70歳から受給を開始した場合、42%増額されます。

国民年金基金

国民年金基金は、20歳以上60歳未満のフリーランスや自営業者が任意で加入し、国民年金に上乗せして受け取れる年金制度です。

加入時の年齢やプランに応じた掛金を納付することで、65歳から決まった金額を一生涯受け取れます。基金が資金を運用してくれるので手間もかかりません。

大河内さん

国民年金基金は加入時に将来受け取る年金額が決まるので、インフレに弱い点を押さえておこう!

まとめ:早めに行動して老後資金を準備しよう

フリーランスは会社員よりも受け取れる年金が少なく、退職金もありません。そのため、年金だけに頼っていては、老後資金が不足する可能性があります。

老後資金の不安を和らげるためにも、iDeCoやNISAなどを活用して早めに老後資金を準備しましょう。

iDeCoやNISAを始めるには証券口座の開設が必要となるので、以下の記事を参考に口座開設してみましょう。

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これからも「日本人がお金に強くなることが日本を強くする」と信じて、ブログやYouTube・Voicy、学校の授業をがんばります。

それでは今日も素敵な一日を。

最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ!

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