リボ払いしたら借金地獄になるの？
そうだよ！リボ払いは高金利の借金だから絶対に使っちゃダメだよ！
そうなの？詳しく教えて！
決済金額にかかわらず毎月の支払額を一定にできるリボ払いは、いくら使っているのかを把握しにくくなるため、気づかないうちに借金が膨らんでしまいます。
クレジットカードの限度額をオーバーしたときに多額の借金を抱えていることに気づき、借金地獄に陥ってしまう可能性があるので注意が必要です。
借金地獄に陥らないためにも、リボ払いの恐ろしさを理解しておきましょう。
- リボ払いの仕組み
- リボ払いを利用してはいけない理由
- リボ払いで支払いがたまったときの対処法
リボ払いには絶対に関わらないようにしよう！
↓動画で視聴したい方はこちら↓
リボ払いとは
リボ払いとは、クレジットカードの支払い方法の1つで、決済金額にかかわらず毎月定額で支払いをしていくものです。
クレジットカードの分割払いが「支払回数」を選んで支払うのに対し、リボ払いは支払い残高がなくなるまで「あらかじめ設定した金額」を毎月支払います。
リボ払いを便利だと思っていると、借金地獄に陥ってしまうよ！
リボ払いで借金地獄に陥る理由
リボ払いを使うと借金地獄に陥る理由は、以下の3つです。
- 手数料が高い
- 借金が膨らんでいることに気づきにくい
- いつの間にかリボ払い設定になっていることがある
手数料が高い
リボ払いは、支払いを先延ばしにする方法なので手数料が発生します。リボ払いの手数料はクレジットカードによって異なりますが「年15%〜18%程度」です。
法律の範囲内ではあるものの、年利0.5％や1％で借りられる住宅ローンと比較すると、リボ払いがいかに高金利であるのかがわかります。
たとえば、リボ払いの支払い残高100万円を毎月3万円ずつ支払っていく場合、金利1％と15％では返済期間が10ヶ月、返済総額が29万円の差が生じます。
リボ払いは金利が高くて手数料がどんどん増えていくから、いつまでも支払いが終わらない状態に陥ってしまうんだね…
借金が膨らんでいることに気づきにくい
リボ払いで毎月の支払いが定額になると、クレジットカードの支払残高を把握しにくくなります。やりくりが楽になって心に余裕が生まれたり、毎月きちんと支払っているつもりになったりして、借金が膨らんでいることに気づきにくくなってしまうのです。
そのため、無計画にリボ払いを利用していると、クレジットカードの限度額をオーバーしたときに多額の借金に気づき、支払いが困難な状況に追い込まれてしまいます。
気づいたときには、借金地獄から抜け出せなくなってしまうよ…
いつの間にかリボ払い設定になっていることがある
自分でリボ払いに設定したつもりがなくても、いつの間にかリボ払いになっている場合があります。
クレジットカード会社が勝手に設定することはないものの、以下のような理由でリボ払いになっていることがあるので注意が必要です。
- カード作成時にリボ払い設定にチェックが入っていたことに気づかなかった
- ポイントプレゼントなどのキャンペーンにつられて、リボ払い設定したことを忘れていた
- 一定の利用額を超えるとリボ払いになる設定をしてい
クレジットカードの利用明細を確認せずに使い続けていると、リボ払いになっていることに気づかずに借金が膨らんでしまう可能性があるので注意しましょう。
利用明細やカード会社のWebサイトで、リボ払いの設定状況を確認しよう！
リボ払いでクレジットカードの限度額を超えるとどうなる？
クレジットカードの限度額は、カード利用者の年収に応じて決められていますが、無理なく支払える金額に設定されているとは限りません。
たとえば、年収600万円の会社員がクレジットカード2枚の合計で限度額350万円まで使えるケースもあります。リボ払いで限度額を超えると、多額の借金に直面することになるので注意しなければなりません。
リボ払いによって高金利な借金を抱えると、以下のように高額な手数料が発生し、なかなか借金地獄から抜け出せなくなってしまいます。
クレジットカードの限度額を超える前に、利用状況を確認しておこうね！
リボ払いで支払いがたまったときの対処法
リボ払いの仕組みを理解せずに使ってしまったり、リボ払い設定に気づかずに借金を抱えてしまったりしたときの対処法を紹介します。
クレジットカードを使わない
リボ払いで支払いがたまってしまったときは、クレジットカードを使うのをやめましょう。クレジットカードを使い続けると、支払残高が増えていつまでも返済が終わりません。
まずはクレジットカードの利用をやめて、すでにたまっている支払残高をなるべく早く返済することに集中しましょう。
なるべく早く返済する
リボ払いによる借金地獄から早く抜け出すためには、毎月の返済額を増額してなるべく早く返済することが大切です。毎月の返済額を増額すれば、返済期間を短縮でき、利息を抑えて返済総額を減らせます。
節約をして捻出したお金を返済に充てたり、稼ぎを増やしたりしてなるべく早く返済しましょう。
節約方法は、以下の記事で詳しく解説しているよ！
リボ設定を解除する
いつの間にかリボ払い設定になっていた場合は、早急にリボ払い設定を解除しましょう。クレジットカードの申し込み用紙や管理画面のリボ払い設定」という項目にチェックがついていないかをよく確認することが大切です。
また、クレジットカードを使ったときは、利用明細を確認する癖をつけましょう。
親族からお金を借りて返済する
お金の捻出が難しい場合は、親族から一時的にお金を借りてリボ払いの支払いに充てる方法があります。高金利の借金をすると、高額な手数料が発生してなかなか元金が減らないので、まとまった金額を早く返済に充てることが大切です。
ただし、お金の貸し借りはトラブルにつながる可能性があるので、親族にお金を借りるのは最終手段と考えておきましょう。
また、支払いに充てられるお金がないからといって、カードローンや消費者金融でお金を借りると、返済額がより増えてしまうので注意しましょう。
金融機関から借金をして解決しようとするのではなく、まずは無駄な支出を抑えてお金を捻出しよう！
まとめ：リボ払いは絶対に使ってはいけない
リボ払いは高金利な借金なので、利用すると借金地獄に陥る可能性があります。
利用するつもりがなくても、いつの間にかリボ払い設定になっている可能性があるので注意が必要です。利用明細をチェックしたり、クレジットカード会社に問い合わせたりしてリボ払いになっていないかを確認しましょう。
リボ払いによる借金を抱えたときは、節約をしたり、稼ぎを増やしたりしてなるべく早く返済することが大切です。
- リボ払いは高金利な借金なので、絶対に使ってはいけない
- リボ払い設定になっていないかを確認する
- 支払いがたまったときは早急に返済する
これからも「日本人がお金に強くなることが日本を強くする」と信じて、ブログやYouTube・Voicy、学校の授業をがんばります。
それでは今日も素敵な一日を。
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