iDeCoって一人一口座しか持てないんだよね?
そうだね。だから、どこで開設するかが重要だよ!
えー、どこで開設すればいいかわかんない…
それじゃあ、iDeCoを開設するときの見るべきポイントを紹介するね!
1人1口座と決められているiDeCoは、どこの証券口座で開設すればいいか悩んでしまう方も多いでしょう。
金融機関を途中で変えることもできますが、手続きには時間とお金がかかってしまいます。
無駄な手間をかけないためにも、最初から自分にとってベストな金融機関を選びましょう。
- iDeCoを始める際に見るべきポイント
- おすすめの証券会社
- 手数料を抑えて運用する方法
長く続けられる証券口座を選ぶのが大切だよ!
iDeCoを始める際に見るべきポイント
iDeCoを選ぶ際に以下のポイントで比較すると、どの金融機関がよいか判断しやすくなります。
- 手数料の安さ
- 商品のラインナップの多さ
- サポート体制の充実度
手数料が安く、投資商品が多いSBI証券と楽天証券で比較すると、以下のようになります。
手数料の安さ
iDeCoを運用する際は、いくつかの手数料がかかります。効率的に資産運用するためにも、なるべく運営管理手数料のかからない金融機関を選ぶことがポイントです。
加入時手数料は、国民年金基金連合会へ加入時に支払う手数料です。また、掛金を拠出するたびに口座管理手数料として毎月171円(国民年金基金連合会105円+信託銀行66円)かかります。これらの費用は、どこで加入しても基本的にかかる費用なので、金融機関を比較するポイントにはならないでしょう。
一方、運営管理機関(金融機関)に支払う手数料は、加入先によって異なります。掛金の拠出ごとに0〜500円程度と差があるので、資産形成に大きな影響を与えることとなります。そのため、iDeCoの金融機関を選ぶ際は、口座管理料が0円のところを選ぶとよいでしょう。
SBI証券と楽天証券は運営管理手数料が無料だよ!
商品ラインナップの多さ
iDeCoの運用商品を大きく分けると、元本確保型商品と投資信託の2つがあります。
元本確保型商品は、定期預金や保険商品などのように元本が確保された金融商品です。ただ、リターンが小さいため、手数料を差し引くと投資金額がマイナスになってしまうこともあります。
投資信託は、資産をプロの投資家に預けて、代わりに運用してもらう金融商品です。プロの投資家が代わりに運用してくれるため、専門的な知識がない初心者や、銘柄を選ぶ余裕がない人でも投資できます。
なかでも、日経平均やS&P500などの指数との連動を目標としてる「インデックスファンド」は、手数料(信託報酬)が安く抑えられるのでおすすめです。一方、目標としている指数を上回る成果を目指しているアクティブファンドは、手数料が高く設定されています。
そのため、できるだけ手数料を抑えて運用するのであれば、インデックスファンドを豊富に取り扱っている金融機関を選ぶとよいでしょう。
長期運用が基本となるiDeCoは、なるべくコストがかからないインデックスファンドを豊富に扱っている金融機関を選ぶといいよ!
サポート体制の充実度
資産運用に対する不安や疑問を解決するためのサポート体制も重要です。
なかには、昼間に連絡ができない会社員や自営業の方もいるでしょう。そういった方は、土日対応やiDeCo専用チャットサービスを提供している金融機関を選ぶのがおすすめです。
ネットではなく、店頭で相談をしたい方は、イオン銀行や野村證券、大和証券などもあわせて検討しましょう。
おすすめの証券会社
ここでは、おすすめの証券会社のSBI証券と楽天証券の特徴を紹介します。
SBI証券
SBI証券は取扱商品数が多く、業界最低水準の運用コストが魅力の証券会社です。手数料(信託報酬)が抑えられるインデックスファンドを17本も取り扱っています。
また年齢や投資経験、想定リターンから銘柄選びをサポートしてくれる「SBI-iDeCoロボ」を提供しています。どの商品を選べばいいか悩んでいる方にとっては嬉しいポイントです。
コールセンターでは、新規加入の問い合わせは土日でも対応してくれるので、お仕事などで平日忙しい方でも安心して口座開設できます。
楽天証券
楽天証券は厳選された商品ラインナップとなっており、コストの安いインデックスファンドが充実しています。楽天銀行と連携すると、自動入金されるだけでなく、楽天ポイントも付与されるので、楽天経済圏で生活をしている方におすすめです。
また、iDeCoの資産管理を楽天証券口座と同じログインIDが可能で「画面も見やすく使いやすい」と評判がいいのも特徴です。
楽天証券の口座開設方法は、オフィシャルブログで詳しく解説してるよ!
まとめ:運用のコストは抑えて長い目で運用していこう
iDeCoを始めれば老後に向けた準備をすることができます。ただし、iDeCoは原則60歳までは引き出すことができないので、長期目線でコストを抑えた運用をしていくことが大切です。
- 手数料が無料の金融機関が選ぶ
- サポート体制の充実度も重要
- 取引商品数の多い金融機関を選ぶ
これからも「日本人がお金に強くなることが日本を強くする」と信じて、ブログやYouTube・Voicy、学校の授業をがんばります。
それでは今日も素敵な一日を。
最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ!
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