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開業届の出し方と必要書類|税務署に行かずに提出する方法も紹介

開業届 出し方 必要書類 税務署に行かない
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5円くん

もうすぐ会社を辞めてフリーランスになるよ!

大河内さん

そうなんだ!ところで開業届を税務署に出した?

5円くん

え、出さないといけない書類があるの?!

大河内さん

ちゃんと提出しておかないと税金を多く納めることになるから、しっかり準備しないとダメだよ!

副業や専業に関わらず、個人が事業を始めるときには「開業届」の提出が必要です。

開業届を提出するときに、青色申告承認申請書などをあわせて提出すると確定申告で所得控除を受けられます。確定申告時期に慌てることがないように事前準備を進めておきましょう。

この記事でわかること
  • 開業届の出し方と必要書類
  • 開業届と一緒に提出するべき書類
  • 開業届の提出期限
大河内さん

どの書類をいつまでに提出しなければいけないかを確認しておこう!

開業届の出し方

新たに事業を開始したときは、自分の住所地の税務署に開業届(個人事業の開業届出書)を1ヶ月以内に提出しなければなりません。

開業届の提出方法は以下の3つです。

  • freee開業を使う
  • 税務署から書類を受け取って提出する
  • 国税庁HPからダウンロードして提出する

freee開業を使う

freee開業は、メールアドレスだけで誰でも無料で利用でき、専用ソフトのダウンロードも不要です。マイナンバーカードとスマホがあれば、税務署に行くことなく、Webで提出できます。

大河内さん

マイナンバーカードがなければ印刷して、郵送することもできるよ!操作方法は、この記事で紹介してるよ!

税務署から書類を受け取って提出する

開業届は、税務署の窓口で記入し、その場で提出することも可能です。記載方法がわからなければ、窓口の職員に相談してみましょう。

大河内さん

事前予約をしておくと、待ち時間が短くなるよ!

国税庁HPからダウンロードして提出する

開業届は国税庁ホームページから書類をダウンロードすることも可能です。税務署の窓口で相談しながら記入できるので、わからないことがあれば直接相談してみましょう。

開業届の提出に必要な書類

開業届を提出する際は、以下の書類が必要です。

開業届 出し方 必要書類

マイナンバーカードがあればスムーズに手続きできるので、発行していない人は事前に申請しておきましょう。

開業届と一緒に提出した方がいい書類

事業を始めるにあたって提出義務があるのは開業届のみです。

なお、提出することで所得控除が受けられたり、従業員への給与の支払いが楽になったりする書類があります。。ここでは、開業届とともに提出した方がよい書類を紹介します。

青色申告承認申請書

事業所得や不動産所得がある方が青色申告を行うためには「所得税の青色申告承認申請書」を提出しなければなりません。

青色申告者は所得金額から最大65万円を控除できる「青色申告特別控除」が適用されるので、納税額を減らすためにも申請書を提出しておきましょう。

大河内さん

freee開業を使えば、開業届と一緒に作成できるよ!

青色事業専従者給与に関する届出書

家族を青色事業専従者として、支払った給与を経費にするには「青色事業専従者給与に関する届出書」を提出しなければなりません。青色事業専従者とは、同居・別居を問わず青色申告者と生活費を共有している家族をいい、15歳以上の人が該当します。

大河内さん

大きな経費となるので、届出書を忘れずに提出しておこうね!

源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書

給与の支払いがある場合は、源泉徴収をしなければなりません。

源泉所得税は原則として徴収した日の翌月10日に納めなければなりません。しかし「源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書」を提出しておけば、年2回にまとめて納付できる特例を受けられます。

納付期限

1〜6月の給与:7月10日
7〜12月の給与:翌年1月20日

ただし、特例を受けられるのは、給与の支給人員が常時10人未満の場合となるので注意しましょう。

開業届の提出には期限がある

開業届などの書類は、それぞれに提出期限が設けられています。下表を確認のうえ、期限内に提出しましょう。

開業届 出し方 期限
大河内さん

提出期限が一番短い開業届とあわせて、ほかの書類も提出しておこうね!

まとめ:税務署に行かなくてもいいfreee開業を活用しよう

新たに事業を開始したときは、状況に応じた書類を提出しなければなりません。提出を忘れたり記入ミスをしたりすると、控除や特例が受けられなくなってしまいます。

記入ミスや漏れを防止するためにも、必要な項目を記載するだけで書類が作成できるfreee開業などのソフトを利用しましょう。

  • 状況によって提出書類が異なる
  • 開業届と青色申告承認申請書はセットで提出する
  • 提出期限を過ぎると控除や特例が受けられない

これからも「日本人がお金に強くなることが日本を強くする」と信じて、ブログやYouTube・Voicy、学校の授業をがんばります。

それでは今日も素敵な一日を。

最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ!

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