暮らしと税金 PR

税金ってなに?誰も教えてくれない税金のはなし

税金とは?
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5円くん

稼ぐほど税金取られるってひどくないですか?

大河内さん

まぁ稼いだ分だけ納税する仕組みだからね…

5円くん

なんか損だし、稼がない方が良い気がするね。

大河内さん

気持ちはわかるけど、税金は僕たちの生活を良くするために使われているんだよ!

納税は国民の義務です。しかし、稼いだ分だけ納税額が多くなってしまうと損した気分になりますよね。

とはいえ税金がなくなると、当たり前の日常がなくなり、暮らしにくい社会になってしまいます。

僕たちの生活に深く関わっている税金が「何に使われ、なぜ必要なのか」を知っている人は、ほとんどいません。税金を払うことを「損している」と感じないためにも、税金への理解を深めていきましょう。

この記事でわかること
  • 暮らしを支えている税金の仕組み
  • 個人に関わる3つの税金
  • 税金の申告方法 
大河内さん

税金を知って、納税の大切さを知ろう!

↓動画で視聴したい方はこちら↓

税金は「日本政府の売上」

企業が従業員に給料を支払ったり、事業投資したりするには「売上」が必要です。これを国に置き換えると、国民から集めた税金が「日本政府の売上」になります。

企業が獲得した売上は、サービスの開発や商品の生産などに使われますが、国の売上がどのように使われているか、実はあまり知られていません。

まずは税金を知るためにも、税金の使われ方と必要性を理解していきましょう。

税金は国民のために使われている

税金は、国民の生活と暮らしのために使われています。

税金の使用例
  • 道路や橋・堤防の建築・補修
  • 警察官や消防士など公務員雇用
  • 暮らしを良くする行政サービス
  • 国民の医療費負担を減らす健康保険などへの補填

税金の使い道を知れば、「税金を払うのがもったいない!」という感情が間違いだという気付きになるでしょう。

その反面、無駄なことに税金が使われているのも事実です。無駄遣いを知ってしまうと納税意識が薄れてしまうことがあると思います。

大河内さん

でも、本当に必要なことにも使われていることを忘れないでね!

税金がなくなると行政サービスもなくなってしまう

売上が減って赤字化した企業は事業を縮小し、最終的には倒産します。

国も税収が減り赤字化すると、行政サービスが縮小され、これまで利用できていた行政サービスがなってしまいます。

行政サービスがなくなった場合
  • 壊れた道路や橋、堤防が修復しない
  • 警察官が減り、犯罪が増える
  • ゴミ収集にお金を請求される
  • 医療費がすべて自己負担にする

稼いだ分だけ税金が高くなると損しているように感じますが、みんなが納税しなければ行政サービスが受けられなくなってしまいます。行政サービスがない世界は住みずらく、結果的に自分の首を絞めてしまうのです。

5円くん

こんな暮らしにくい世界は嫌だ…

大河内さん

こんな世界にさせないためにも税金の大切さを知っていこうね!

個人に関わる3つの税金

個人に関わりが深い税金には、以下の3つが挙げられます。

  1. 所得税
  2. 住民税
  3. 事業税

所得税

所得税は、1年間に得た所得に対して課税される税金です。所得が高くなるほど税率が上がっていく累進課税を採用しており、所得が高ければ税率が高く、所得が少なければ税率が低くなります。

所得が多い人から徴収された税金は、所得が少ない人へ再分配される仕組みになっています。

大河内さん

これが「税金は稼ぐほど高くなる」の原因だね!この記事でもっと詳しく解説しているよ!

住民税

住民税は、都道府県や市町村などの地方自治体に納める税金です。支払われた税金は、暮らしに欠かせないサービスや施設に活用され、大きく以下の2種類に分けられます。

  • 所得割…前年の所得に応じて課税
  • 均等割…定額で課税
大河内さん

よくある勘違いに「田舎のほうが住民税が安い」とあるけど、都会でも田舎でも基本的に税率は10%だよ!この記事で詳しく解説しているよ!

事業税

事業税は、フリーランスや個人事業主などの事業所得を得ている人が支払う税金です。一部の人は、支払いが免除されたり、非課税になったります。特徴は以下の通り。

事業税の特徴
  • 290万円以下の所得は非課税
  • 事業によっては免税される
大河内さん

あんじゅ先生は漫画家だから免税事業者なんだよ!

5円くん

え、そうなの!いいなぁ…

税金の報告方法

所得を得た人は、1年間の合計所得を計算して国へ報告しなければなりません。報告方法は以下の2種類です。

  1. 年末調整
  2. 確定申告

年末調整

会社に雇用されているサラリーマンは、会社が納税額の計算と申告を代わりに行います。会社は毎月の給料から所得税分を徴収し、年末に納税額に過不足がないか確認します。この作業を「年末調整」といいます。

そのため、納税者であるサラリーマンが納税額を計算することがなく、税金を理解する機会が失われているのです。

5円くん

え、すごく楽じゃないですか!

大河内さん

その楽さが、税金への理解を失わせているんだよね…

確定申告

確定申告は個人が1年間の所得を計算し、国に申告をする方法です。主にフリーランスや個人事業主などの事業所得がある人が対象となります。

また本業以外の収入があるサラリーマンや、年末調整で適用されない控除を受ける人も確定申告が必要です。

5円くん

なんか難しそう…

大河内さん

難しくないよ!この動画で詳しく解説してるよ!

まとめ:税金を正しく理解して、しっかり納税しよう

税金は、稼いだ分だけ納税額が増えますが、日常生活に欠かせない行政サービスの源泉です。節税も大切ですが、何に使われているか理解し、納税する大切さを知ることが大切です。

まずは税金への興味を持ち、少しずつ学んでいきましょう。

  • 税金は生活に欠かせない存在
  • お金を稼いだら申告が必要
  • 税金がなくなると行政サービスもなくなる

これからも「日本人がお金に強くなることが日本を強くする」と信じて、ブログやYouTube・Voicy、学校の授業をがんばります。

それでは今日も素敵な一日を。

最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ!

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