銀行で投資信託を勧められたから、投資を始めてみようかな!
銀行で投資信託を買わないほうがいいよ…
じゃあ、どこで買えばいいの?
購入先の選び方とおすすめの証券会社を紹介するね!
プロの投資家が代わりに資産を運用してくれる投資信託は、投資の専門知識がない初心者や、銘柄を選ぶ時間がない人でも投資しやすい金融商品です。
しかし、銀行で投資信託を購入すると購入時手数料を取られたり、運用手数料が高い商品を勧められて損する可能性があるので注意が必要です。
お得に投資したい人は、手数料の安さやポイント制度に注目して購入先を選びましょう。
- 銀行で投資信託を買わないほうがいい理由
- 投資信託の購入先の選び方
- おすすめのネット証券会社
投資信託の購入先選びで失敗しないように、しっかり学んでおこう!
銀行で投資信託を買うのはやめたほうがいい理由
銀行で投資信託を買うのをやめたほうがいい理由は、以下の3つです。
- 購入時手数料がかかる
- 運用手数料が高い商品を勧められる可能性がある
- 取扱ファンド数が少ない
金融庁の投資信託の販売会社における比較可能な共通KPIを用いた分析によると、銀行で投資信託を購入した人のうち、46%の人が損していることが公表されています。
このデータから、銀行で投資信託を購入すると損してしまうリスクがあることがわかります。
銀行で投資信託を買うと損をする理由と、銀行で買うのをやめたほうがいい理由を詳しく見ていきましょう。
購入時手数料がかかる
購入時手数料とは、投資信託を購入するときに販売会社に対して支払う手数料のことです。実店舗がある銀行や証券会社では、購入金額の3%前後の購入時手数料がかかるケースが多くあります。
実店舗を持たないネット銀行やネット証券は、人件費やテナント料を抑えられることから購入時手数料を0円に設定している場合が多いため、銀行で投資信託を購入するよりコストを抑えられます。
たとえば、銀行で投資信託を100万円購入すると、購入時点で3万円程度を差し引かれてから運用を開始することになるので、利益を出すのが難しくなるでしょう。
差し引かれた購入時手数料分を運用で取り戻さなければならないんだね…
信託報酬が高い商品を勧められる可能性がある
投資信託を保有している間は、信託報酬と呼ばれる運用管理手数料がかかります。信託報酬は商品によって異なり、指数を上回る運用を目指すアクティブファンドよりも、指数と同じ値動きを目指すインデックスファンドのほうが安くなる傾向があります。
信託報酬は運用成果に影響を与えます。たとえば、以下のような条件で毎月1万円を20年間積み立てるとき、信託報酬が0.06%の場合と1%の場合では、20年後の運用成果に32万円の差が生じます。
- 積立金額:毎月1万円
- 運用期間:20年
- 想定利回り:年4.0%
信託報酬の一部は販売会社に入るため、人件費やテナント料を回収しなければならない銀行は、手数料による収入を増やそうと信託報酬が高い商品を勧める可能性があります。
また、信託報酬が高いアクティブファンドよりインデックスファンドのほうが投資成績がよい傾向があります。商品選びを間違えると、資産が増えなくなってしまうので、投資信託を購入する際は自身で選ぶようにしましょう。
信託報酬は、銘柄ごとの説明書(目論見書)で確認できるよ!
取扱ファンド数が少ない
銀行のメイン業務は投資信託の販売ではないため、証券会社などに比べて取り扱っている投資信託の種類が少ない傾向があります。
取扱ファンド数が多いほうが、ほかの銘柄と比較しながら自分にあった商品を選べます。銀行で勧められた商品だけを確認するのではなく、ネット証券で取り扱っている商品を確認したうえで投資対象を決めるのが大切です。
投資信託の購入先を選ぶときのポイント
投資信託を購入する際の手数料やポイント制度は、販売会社によって異なるため、自分にあった購入先を選ぶことが大切です。
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
購入時手数料
投資信託の購入時手数料は販売会社によって異なるため、購入時手数料がかからない販売会社を選ぶことが大切です。
ネット証券やネット銀行は人件費やテナント料がかからない分、購入時手数料を0円に設定している会社が多い傾向があります。一方、実店舗がある銀行や証券会社は、最大3%前後の購入時手数料がかかるケースが多く、同じ銘柄を購入しても運用成績が悪くなってしまうので注意しましょう。
取扱ファンド数
取扱ファンド数は販売会社によって以下のように異なります。
銀行よりネット証券のほうが選べる投資信託の数が多く、自分にあう商品を見つけやすいでしょう。利益が非課税になるつみたてNISAの対象銘柄数も、ネット証券のほうが多い傾向があります。
投資したい銘柄が決まっている人は、その銘柄を取り扱っているかを口座開設前に確認しておこう!
ポイント制度
投資信託を保有することでポイントが付与される制度がある販売会社で購入すると、お得に投資できます。
ポイント制度の内容は、販売会社によって以下のように異なります。
ポイント制度の有無だけでなく、貯まるポイントの種類や付与率などもチェックしておこう!
投資信託におすすめのネット証券会社
投資信託を購入するときは、銀行よりも手数料が安く、取扱ファンド数も多いネット証券を選択するのがおすすめです。
ここでは、おすすめのネット証券会社の楽天証券とSBI証券の特徴を紹介します。
楽天証券とSBI証券で迷ったときの判断ポイントは、以下の記事で解説しているよ!
楽天証券
楽天証券は投資信託の取扱ファンド数が多く、購入手数料がすべて無料のネット証券会社です。
投資信託の保有残高に応じて楽天ポイントが付与されるので、楽天銀行や楽天市場などの楽天グループのサービスを利用している人におすすめです。
楽天証券の口座開設方法は、オフィシャルブログで詳しく解説してるよ!
SBI証券
SBI証券は業界最多水準の取扱ファンド数を誇り、信託報酬が低い商品も多く取り扱っているネット証券会社です。
投資信託の保有残高に応じてTポイント、Pontaポイント、dポイント、Vポイントのなかから自分が集めているポイントを選んで受け取れます。
SBI証券の口座開設方法は、以下の記事で紹介しているよ!
まとめ:投資信託を買うならネット証券がおすすめ
銀行で投資信託を購入すると、購入時手数料を取られたり、運用手数料が高い商品を勧められたりして損をする可能性があります。
投資信託の購入先を選ぶときは、購入時手数料や取扱ファンド数、ポイント制度などに注目しましょう。購入時手数料がかからず、取扱ファンド数やポイント制度が充実した楽天証券やSBI証券などのネット証券で購入するのがおすすめです。
- 銀行で投資信託を購入するのはやめたほうがいい
- 購入先は手数料の安さやポイント制度に注目して選ぶ
- 手数料が安くてポイント制度が充実したネット証券がおすすめ
これからも「日本人がお金に強くなることが日本を強くする」と信じて、ブログやYouTube・Voicy、学校の授業をがんばります。
それでは今日も素敵な一日を。
最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ!
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