めんどくさい確定申告なんてしたくないよ!
確かにやるべきことが多いから、手間がかかるよね。
めんどくさいし、確定申告やめようかな。
それはダメだよ!確定申告をしないとペナルティの対象になっちゃうよ!
確定申告をする際に
「分からないことばかりでめんどくさい」
「手間がかかるから申告したくない」
と感じる人も多いのではないでしょうか。
しかし、確定申告の対象となっている人が申告をしなければ、ペナルティを受ける可能性があります。めんどくさいからといって後回しにせず、必ず期限内に申告しましょう。
- 確定申告がめんどくさい理由
- 確定申告を楽にする方法
- 確定申告をしないデメリット
確定申告を楽にするポイントを押さえて負担を減らそう!
確定申告がめんどくさいと感じる理由
多くの人が確定申告をめんどくさいと感じる理由は、以下の3つです。
- 書類を準備しなければならない
- 帳簿のつけ方が分からない
- 領収書を整理しなければならない
書類を準備しなければならない
確定申告に必要な書類は、下表のように申告内容によって異なります。
確定申告書は、フリーランスや会社員に関わらず作成が必要です。
確定申告の添付書類は、申告内容によって異なるため、自分で準備を進めなければなりません。源泉徴収票や領収書など、確定申告書を作成するために必要な書類も集めなければならないため、めんどくさいと感じる人が多いでしょう。
どんな書類が必要になのかを調べるのも大変だもんね…。
帳簿のつけ方が分からない
フリーランスの方が確定申告をする際は、収入や経費を記載した帳簿を作成しなければなりません。
フリーランスの確定申告は、青色申告と白色申告に大別され、下表のように記帳方法や必要な帳簿が異なります。
単式簿記は、収入と支出をお小遣い帳のように記帳するシンプルな方法なので、簿記の知識がなくても手軽に帳簿を作成できます。
一方、複式簿記は単式簿記よりも複雑になるので、簿記の知識がなければスムーズに帳簿を作成するのは難しいでしょう。
領収書を整理しなければならない
確定申告をする際は、1年間の売上を得るためにかかった経費を差し引いて所得を計算します。そのため、経費計上する領収書を確定申告をするまでに整理しておく必要があります。
また、白色申告では5年間、青色申告は7年間領収書を保管しなければなりません。会社員が医療費控除の適用を受ける場合も、領収書を5年間保管しなければならないので、紛失しないように注意しましょう。
定期的に 領収書を整理しておこうね!
めんどくさい確定申告を楽にする方法
簿記の知識が必要となる確定申告は、めんどくさいと思われがちです。ここでは、そんな確定申告を楽にする方法を3つ紹介します。
- 会計ソフトを利用する
- 電子申告を利用する
- 税理士に依頼する
会計ソフトを利用する
会計ソフトは、誰でも手軽に帳簿や申告書の作成ができ、めんどくさい確定申告の負担を軽減できるツールです。会計ソフトを利用するメリットを見ていきましょう。
簿記の知識がなくても帳簿を簡単に作成できる
青色申告で55万・65万円の特別控除を受けるには、複式簿記による帳簿作成が必要です。しかし、記帳方法が複雑な複式簿記は、事前知識がなければ作成することが難しいのが現状です。
そういったときに会計ソフトを利用すれば、簿記を学習しなくてもスムーズに帳簿を作成できます。画面に沿って収入や支出を入力するだけで、仕訳帳や総勘定元帳などを作成できるので、確定申告に不安をもっている人は、ぜひ活用してみましょう。
めんどくさい入力作業が減る
銀行口座やクレジットカードと連携できる会計ソフトを選ぶと、収入や支出などの情報を自動取得できます。AIが勘定科目を入力データから推測して自動仕訳する機能もあるので、仕訳をする手間も省けます。
なかには、スマホでレシートを撮影するだけで、取引データを読み込める会計ソフトもあるので、会計入力に時間をかけたくない人は利用を検討してみましょう。
おすすめの会計ソフトは、この記事で紹介しているよ!
電子申告を利用する
電子申告(e-Tax)は、インターネットを使って自宅などの好きな場所から確定申告や納税手続きができるサービスです。
国税庁のホームページ上の確定申告書等作成コーナーで申告書を作成すれば、いつでも提出できます。確定申告書等作成コーナーでは、画面の案内に従って入力するだけで、確定申告の必要書類をスムーズに作成できます。
電子申告ができる会計ソフトもあるよ!
税理士に依頼する
取引量が増えると、確定申告の負担も大きくなります。確定申告にかける手間や時間を仕事に充てたいと感じる人は、税理士への依頼がおすすめです。
税理士に依頼すれば、帳簿や税金計算が間違っていないかという不安を感じることもなく、正確な申告ができます。
経営や節税のアドバイスが受けられるメリットもあるよ!
確定申告をしないデメリット
確定申告の対象となっている人が「めんどくさい」という理由だけで申告をしなければ、ペナルティを科されてしまいます。ここでは、確定申告をしないデメリットを詳しく解説していきます。
ペナルティの対象となる
確定申告の対象となる人は原則、翌年の2月16日~3月15日に申告しなければなりません。
めんどくさいという理由で申告を怠った場合は、以下のペナルティが科される可能性があります。
申告期限を過ぎてから1か月以内に自主申告した場合や正当な理由がある場合、ペナルティは科されません。申告内容の間違いに気づいたときには、可能な限り早く修正申告をしましょう。
申告内容を間違えずに期限内に申告しよう!
収入を証明できない
確定申告書の控えは、フリーランスの収入を証明する書類として活用され、賃貸物件を借りたり、ローンを組んだりするときに使われます。
確定申告をしていなければ収入が証明できないので、賃貸やローンが利用できないなどのトラブルにつながるため注意しましょう。
まとめ:確定申告がめんどくさいと感じたら会計ソフトを活用しよう
簿記の知識が必要となる確定申告に対して、めんどくさいと感じる人も少なくありません。
確定申告を楽にするためにも、会計ソフトの導入を検討してみましょう。会計ソフトを使うと、簿記を学習しなくても複式簿記による帳簿作成ができ、青色申告特別控除の最大65万円控除が受けられます。
確定申告がめんどくさいと感じたら、会計ソフトを活用して早めに申告を済ませましょう。
- 会計ソフトを使えば確定申告が楽になる
- 領収書を保管しなければならない
- 確定申告をしないとペナルティを受ける
これからも「日本人がお金に強くなることが日本を強くする」と信じて、ブログやYouTube・Voicy、学校の授業をがんばります。
それでは今日も素敵な一日を。
最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ!
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