借金なんてするべきじゃないよね。
借金のすべてが悪いわけではないよ！
そうなの？詳しく教えて！
「借金はしない方がいい」と考えている人は多いのではないでしょうか。しかし、借金をすることは、必ずしも悪いことでは限りません。
「良い借金」と「悪い借金」があり、投資になる良い借金をすれば効率よく資産を増やせる可能性があります。
お金の不安を和らげるためにも、良い借金と悪い借金の特徴を押さえておきましょう。
- 「借金＝悪」とは限らない理由
- 良い借金と悪い借金の特徴
- 借金をするときに注意すべきこと
借金を上手に活用できるようになろう！
良い借金とは
「借金＝悪い」というわけではありません。以下のような良い借金をすれば、生活が豊かになる可能性があります。
- 投資のための借金
- 生活を豊かにするための借金
投資のための借金
お金を支払うことで利益を得られたり、自由に使える時間が増えたりする投資のための借金は「良い借金」といえます。
ただし、得られる利益より利息が高いときは、良い借金とはいえません。たとえば、利息3％の借金をして1％しか回収できなかったときは2％損していることになります。
一方、利息よりも得られる利益が大きければ資産を増やせます。たとえば、利息2％で借金をして、4％の利益が見込める不動産投資をした場合は2％の利益を得られます。
借金を上手に活用すれば、資を効率よく増やせる可能性があるよ！
生活を豊かにするための借金
住宅ローンやカーローンは、将来得られるお金が増える借金とはいえません。しかし、借金をすることで生活が豊かになったり、家族が喜んだりすることがあるため、良い借金ともいえます。
ただし、無理な返済計画を立てると、返済に追われることになるので注意しましょう。
悪い借金とは
高金利な借金や浪費のための借金は「悪い借金」であり、生活が苦しくなる可能性があります。
ここからは悪い借金について詳しく解説します。
高金利な借金
相場からかけ離れた高金利な借金は「悪い借金」であるため、するべきではありません。たとえば、決済金額にかかわらず毎月の支払額を一定にできるリボ払いは、年15～18％の高金利な借金といえます。
住宅ローンは年利1％程度で借りられるため、リボ払いがいかに高金利であるかがわかります。高金利な借金をすると、支払いがいつまでも終わらない借金地獄に陥る可能性が高いので利用しないようにしましょう。
リボ払いの怖さは、この記事で詳しく解説しているよ！
浪費のための借金
散財やギャンブルのための借金は「悪い借金」です。返せる見込みがない借金をすると、返済するために新たな借金をするようになり、多重債務に陥る可能性があります。
生活を豊かにするために借金と、浪費の見分けがつかなくなることがないように「この借金で、どのような幸せが得られるのか」を考えたうえで判断しましょう。
浪費やギャンブルのために借金をすると、借金地獄から抜け出せなくなってしまうよ！
借金をする際の注意点
借金の返済に追われないためには、借金をする際の注意点を押さえておくことが大切です。
借金をする前に確認しておきましょう。
返せる金額を借りる
借金をする際は、無理なく返済できる金額を借りるようにするのがポイントです。たとえば、世帯収入に対する住宅ローンの年間返済額の割合を表す返済負担率は、25％未満が理想とされています。
カーローンなどほかの借金がある場合は、その金額も考慮して返せる金額を借りることが大切です。毎月の返済額をシミュレーションで確認して、余裕のある返済計画を立てましょう。
なお、現在の収入が完済まで継続することを想定していると、ライフスタイルが変わったときに対応できない可能性があります。結婚や出産といったライフイベントを考慮しながら、どこまで収入が下がっても返済できるのかを確認しておくことが大切です。
借りられる金額ではなく、無理なく返せる金額を借りよう！
生活費を補うための借金は避ける
生活費を補うための借金は、その場を乗り切れるだけで返済に追われて借金を繰り返すことになってしまう恐れがあります。
そのため、生活費が足りないときは借金をするのではなく、無駄な支出がないかを見直したり、副業や転職によって収入を増やしたりするようにしましょう。
無駄な支出を見直すときは、毎月必ずかかる固定費から見直すのがポイントです。固定費は、1度見直すと支出削減効果が長く続くため効率よく支出を抑えられます。
固定費を下げる方法は、以下の記事で詳しく紹介しているよ！
まとめ：良い借金をして効率よく資産を増やそう
借金をすることは、必ずしも悪いことであるとはいえません。投資になる良い借金をすれば、効率よく資産を増やせる可能性があります。
ただし、投資になるとしても返せる見込みがなければ「良い借金」とはいえません。そのため、借金をするときには返済に追われないように、無理なく返済できる計画を立ててから借りるようにしましょう。
- 投資になる良い借金は生活を豊かにする
- 高金利な借金や浪費のための借金はしない
- 借金をする際は余裕のある返済計画を立てる
これからも「日本人がお金に強くなることが日本を強くする」と信じて、ブログやYouTube・Voicy、学校の授業をがんばります。
それでは今日も素敵な一日を。
最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ！
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