自動車保険の保険料を安くしたいけど、何を見直せばいいか分からない…
補償内容や保険会社を見直せば保険料を安くできるよ!
そうなんだ!詳しく教えて!
自動車販売店で紹介された保険に加入したまま、補償内容や保険会社を見直していない人も多いのではないでしょうか。
自動車保険は状況にあわせて見直さなければ、不要な補償が含まれていたり、必要以上の保険料を払っていたりする可能性があります。
自動車保険の保険料を安くしたい人は、補償内容や保険会社を見直してみましょう。
- 自動車保険の見直しポイント
- 自動車保険を見直すタイミング
- 自動車保険を見直すときの注意点
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自動車保険の見直しポイント
自動車保険の保険料を安くするためのポイントは、以下の4つです。
- 補償対象
- 使用目的
- 補償内容
- 保険会社
補償対象
自動車保険は、補償される運転者の範囲や年齢を限定できます。補償対象を限定することで保険料が安くできるので、現在の使用状況にあわせて見直しましょう。
運転者の範囲
自動車保険で補償される運転者限定の区分は保険会社によって異なりますが、主に「本人限定」「本人・配偶者限定」「家族限定」「限定なし」の4つに区分されます。
下表のように、区分ごとに補償される運転者の範囲が異なります。子どもの独立や結婚などの家庭環境に応じた補償範囲を見直して、保険料を抑えましょう。
運転者の年齢条件
運転者限定で「本人限定」「本人・配偶者限定」「家族限定」のいずれかを選択した際に年齢条件も設定すれば、さらに保険料を安くできます。
年齢条件の区分は保険会社によって異なりますが、主に「全年齢補償」「21歳以上」「26歳以上」「30歳以上」の4つに区分されます。
「本人・配偶者限定」や「家族限定」で設定する場合は、最も若い人の年齢を設定しましょう。
たとえば、「家族限定」で補償対象に21歳の子どもが含まれていれば、子どもの年齢にあわせて年齢条件を21歳以上に設定します。このとき、20歳以下の同居の親族が事故を起こしても補償されないので注意しましょう。
なお、別居の未婚の子や友人・知人は、年齢条件に関係なく補償されます。
子どもの年齢を設定したときは、成長にあわせて年齢条件を見直してね!
使用目的
車の使用目的によって保険料が変わるため、加入当時から車の利用方法が変化していないかを確認しましょう。
使用目的は、主に「業務」「通勤・通学」「日常・レジャー」の3つに分類されます。下表のように、どの使用目的に該当するかの判断基準は、保険会社ごとに異なります。
使用頻度や対象シーンなどを保険会社に伝えて確認しておこうね!
補償内容
加入当時は必要であった補償も、ライフスタイルの変化によって不要となる場合があります。不要となっている補償内容がないかを見直しましょう。
車両保険
車両保険は、車が交通事故や盗難、台風、飛び石などで損害を受けたときに補償が受けられる保険です。補償対象に設定した車の価値に応じて保険金額が設定されるため、車の価値にあわせて保険金額も下がります。
車が古い場合は、車両保険をつけて保険料を支払っていても、いざというときに修理に必要な金額を受け取れない場合があります。そのため、保険金額が適正であるかの確認が大切です。
貯蓄で修理費を準備できる人は、車両保険を外すことも視野に入れてもいいよ!
特約
自動車保険は、基本的な補償に特約を付帯することで必要な補償が受けられます。ライフスタイルが変化したことで、現在は不要になっている特約がないかを見直しましょう。
たとえば、ファミリーバイク特約は家族が原付バイクに乗らなくなると不要になります。
また、ほかの保険の特約と重複していないか確認することも大切です。たとえば、個人賠償責任特約は、自動車保険だけでなく火災保険の特約としても付帯できます。
同じ補償内容の特約を重複してつけていると、余計な保険料を払うことになるため、しっかりチェックしましょう。
保険会社
同じ補償内容でも保険会社によって保険料が異なるため、保険会社を見直すこともポイントです。
下図のように、自動車保険には代理店を通して加入する代理店型と、インターネットや電話などで保険会社と直接連絡を取って加入するダイレクト型があります。
ダイレクト型は人件費などの中間コストを削減できるため、代理店型よりも保険料が安くなる傾向があります。自動車販売店などを通して自動車保険に加入している人は、ダイレクト型の保険料と比較してみましょう。
一括見積もりサイトをを利用すると楽だよ!
自動車保険の見直しタイミング
自動車保険は、以下のタイミングで見直すのがおすすめです。
家庭環境や用途が変わったとき
子どもが独立したり、車の使用目的が変わったりなど、家庭環境や用途が変化したときは、補償対象や補償内容を見直しましょう。
状況の変化に応じて自動車保険を見直すと、保険料が抑えられたり、必要なときに補償が受けられない状況を防げたりするメリットがあります。
更新案内が届いたとき
自動車保険の満期日が近づくと、保険会社から更新案内が届きます。更新案内に記載されている補償内容や保険料、更新後の保険料などを確認しておきましょう。
なお、保険会社を乗り換えるときは等級に影響する場合があるので注意が必要です。
1年間無事故で過ごせた場合は1等級アップし、保険会社を乗り換えても等級は引き継がれます。満期日前に保険会社を変更すると、下図のように等級がアップする時期が遅くなるので注意しましょう。
保険会社は満期日に乗り換えるのがおすすめ!
自動車保険を見直すときの注意点
自動車保険を見直すときの注意点は、以下の4つです。
- 過不足のない補償内容にする
- 乗り換え日を満期日と同日にする
- 自動継続特約がついていないか確認する
- 付帯サービスを比較する
自動車保険を見直した結果、必要な補償を受けられなくなったり、保険料が高くなってしまったりする可能性もあるので、ポイントを押さえておきましょう。
過不足のない補償内容にする
補償内容を見直すときは、必要な補償を残したうえで不要な部分のみ削るのがポイントです。
保険料を安くしたいからといって、必要な補償までなくしてしまわないように注意しましょう。補償内容を減らしすぎてしまうと、いざというときに必要な補償を受けられません。
また、必要以上に補償を手厚くすると保険料が高くなるため、過不足のないように見直しましょう。
乗り換え日を満期日と同日にする
保険会社を変更するときは、乗り換え日を現在の自動車保険の満期日と同じ日にしましょう。
満期日から乗り換え日まで期間が空いてしまうと、その間は無保険になり、事故が起きても補償を受けられません。
また、満期日から8日以上空くと等級がリセットされてしまいます。等級がリセットされると割引率が下がり、保険料が高くなるため注意しましょう。
乗り換えが遅くなるときは中断証明書を発行すれば、等級を維持できるよ!
自動継続特約がついていないか確認する
自動継続特約とは、更新手続きをしなくても契約が自動更新される特約です。通常、自動車保険は満期日になると契約が終了しますが、自動継続特約をつけておくことで契約終了を申し出ない限り自動更新されます。
更新忘れによる無保険期間の発生を防止できる便利な特約ですが、保険会社を乗り換えるときは契約終了の連絡を忘れないように注意しなければなりません。
自動車保険を見直す際は、自動継続特約が付帯されていないかを確認しておきましょう。
付帯サービスを比較する
保険会社によって、割引制度やロードサービス、事故対応体制が異なります。
保険会社を比較するときは、保険料の安さだけでなく、割引制度やロードサービスの充実度にも注目しておきましょう。いざというときに事故対応が受けられない可能性もあるので、サポート体制も確認してくことをおすすめします。
まとめ:補償内容や保険会社を見直して保険料を節約しよう
自動車保険の保険料を安くするには、家庭環境や用途の変化に応じて補償内容を見直したり、保険料が安い保険会社に乗り換えたりすることがポイントです。
保険スクエアbang!を利用することで、保険会社を簡単に比較できます。
今の自分にぴったりな補償内容と保険会社に変更して、保険料を節約しましょう。
- 補償内容や保険会社を見直せば保険料を安くなる
- 一括見積りサービスを使えば保険会社を無料で比較できる
- 保険会社を乗り換えるときはタイミングに注意
これからも「日本人がお金に強くなることが日本を強くする」と信じて、ブログやYouTube・Voicy、学校の授業をがんばります。
それでは今日も素敵な一日を。
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