友達が貯蓄型保険を解約して投資する方がいいって言っていたけど、実際どうなの?
投資の方が効率よく資産を増やせる可能性があるよ!
そうなんだ!詳しく教えて!
貯蓄型保険は、万一のリスクに備えながら貯蓄できる保険です。しかし、利率が低く、掛け捨て保険よりも保険料が高い傾向があるので、思うように資産が増えない場合がほとんどです。
そのため、効率よく資産を増やしたいのであれば、貯蓄型保険を解約して保険料を投資に回す方がよい場合があります。
将来のお金の不安を和らげるためにも、正しい知識を身につけておきましょう。
- 貯蓄型保険を解約すべき理由
- 貯蓄型保険を解約しない方がよいケース
- おすすめの投資方法
貯蓄型保険を解約するべきか悩んでいる人は、参考にしてね!
貯蓄型保険を解約すべき理由
1990年頃の貯蓄型保険は利率が高く、貯蓄を増やす方法として有効でした。しかし、1990年以降は利率の引き下げが続き、貯蓄を効率的に増やせない商品が増えました。
貯蓄型保険は万一のリスクに備えながら貯蓄できる保険ですが、利率が1%程度と低く、掛け捨て保険よりも保険料が高い傾向があります。
そのため、貯蓄型保険を解約して保険料を投資に回し、保険料が安い掛け捨て保険で備えるのがおすすめです。投資の一般的な利回りは3~5%程度といわれているため、貯蓄型保険よりも効率よく資産を増やせる可能性があります。
投資を始めることに抵抗を感じる人は、この記事を参考にしてみてね!
貯蓄型保険を解約する際の注意点
貯蓄型保険を解約した後に後悔することがないように、注意点を押さえておきましょう。
解約返戻金が既払込保険料を下回ることがある
貯蓄型保険を途中解約すると、解約返戻金が払込保険料を下回ることがあります。特に、契約して間もない時期に解約すると解約返戻金が少なくなります。
しかし、利率が低い貯蓄型保険で積み立て続けるよりも、これから支払う保険料を投資に回した方が効率よく資産を増やせる可能性があります。そのため、一時的な損失を許容して貯蓄型保険を解約することをおすすめします。
保障がなくなる
貯蓄型保険を解約すると、それまであった保障がなくなります。解約した保険契約を元に戻すことはできないため、保障を受けられずに困ってしまう可能性があるでしょう。
新たに保険に加入したいと思っても、そのときの健康状態や年齢によって加入が難しい場合があります。また、保険料は年齢に応じて決まるため、加入時の年齢が高くなるほど保険料も高くなる傾向があるので注意が必要です。
保険に加入すべきかの判断基準は、この記事で詳しく解説しているよ!
貯蓄型保険を解約しない方がよいケース
貯蓄型保険を解約して保険料を投資に回すことで、効率よく資産を増やせる可能性があります。ただし、すべての人が貯蓄型保険を解約すべきとはいえません。
すでに貯蓄型保険に長期間加入しており、数年後に解約返戻金が既払込保険料を上回る場合は、貯蓄型保険を解約せずに継続した方がいいケースもあります。
投資は、運用期間が長くなるほど損失リスクが低減する傾向があります。数年後に老後を迎えるタイミングで貯蓄型保険を解約して投資に切り替えると、取り崩しのタイミングで損失が出ている可能性があるので注意しましょう。
貯蓄型保険以外で将来に備える方法
投資は元本割れリスクがあるものの、貯蓄型保険よりも効率よく資産を増やせる可能性があります。ここでは、将来に備える方法としてiDeCoと新NISAを紹介します。
お金が必要なタイミングまでに余裕がある場合は、貯蓄型保険を解約して保険料を投資に充てることを検討してみよう!
iDeCo
iDeCoは、毎月の積立金額を自分で決めて運用する制度です。積み立てた掛金は、60歳以降に年金または一時金として受け取れます。
iDeCoの掛金は全額が所得控除の対象となるため、所得税や住民税の節税につながります。また、運用益が非課税なので効率よく資産形成できます。
ただし、受け取るときに税金がかかったり、投資する商品によっては元本割れしたりする可能性があるので注意しましょう。
iDeCoについては、この記事で詳しく解説しているよ!
新NISA
新NISAは、投資で得た利益が永遠に非課税となる制度です。株式や債券に投資すると通常は約20%の税金がかかりますが、NISA口座で得た利益には税金がかからないため、効率よく資産形成ができます。
iDeCoは原則60歳まで引き出せない一方で、NISAはいつでも引き出せるため、子どもの学費に備える方法としても適しているでしょう。
新NISAについて詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてね!
まとめ:不要な貯蓄型保険を解約して投資を始めよう
貯蓄型保険は万一のリスクに備えながら貯蓄できる保険ですが、利率が低く、掛け捨て保険よりも保険料が高い傾向があります。
そのため、利率が低い貯蓄型保険で積み立てるよりも、保険料を投資に回す方が効率よく資産を増やせる可能性があります。
節税しながら資産運用できるiDeCoや新NISAを活用して、投資を始めてみましょう。
- 貯蓄型保険は利率が低い
- 投資の方が効率よく資産を増やせる可能性がある
- 投資初心者にはiDeCoや新NISAがおすすめ
これからも「日本人がお金に強くなることが日本を強くする」と信じて、ブログやYouTube・Voicy、学校の授業をがんばります。
それでは今日も素敵な一日を。
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